こんにちは!真目です。
今日はK-POPで一世を風靡した韓国からの一曲です。
今回は歌詞の解釈ではなく、曲自体の紹介と登場アーティストの紹介を中心にしたいと思います。
まずは言わずと知れた我らが女王様、CL姉さん
爆売れ中(だよね?)のBLACK PINKの所属事務所であるYGエンターテイメントにて2NE1というグループの一員として活躍していました。
個人的には2NE1はあまり聞いていなくて知識不足なのですが、ソロ活動がメインになってから、Black Eyed Peasとコラボしていて、ラップうま!!と思っていました。個人的にフィーメールラッパーのバースの中で1,2を争うくらいに好きです。
次はOmega Sapienです。割とチルっぽかったり無難な感じにまとまってる曲が多い韓国HIPHOP界隈でずば抜けた存在感を発揮しています。
個人的には今回出てくる4人のアーティストの中で一番普段からよく聴くアーティストです。
MVの質感とかもちょー好きです。本当になんとも形容しがたい彼の世界観が反映されています。格好良さと気持ち悪さのちょうど境目をうろついている感じ。
次はsokodomoです。彼はMRSHELLというアーティストの楽曲の客演で一曲知っていました。
ちょっと彼に関しては語れるほどのインプットがないです。すみません。
この2曲を聴いた感じ割と素直な乗り方をするタイプのラッパーなのかなとは思いました。これからもっと聴いてぴんと来る曲に出会ったら更新します。
そして最後は大本命Lil Cherryちゃん。
よくよく思い返すと今までぴんと来る韓国のフィーメールラッパーに出会えてなかったんですがちょっとこの子はハマりそうな予感がしています。
(あと韓国に限った話ではありませんがやはりラッパーである程度表で活躍している人の女性の割合って非常に低い。これに関しては別記事で語りたいです。)
まず声の中毒性。鼻にかかったような感じで最初2回くらいは違和感だったんですがもうすっかり彼女の個性として好きになりました。
あと英語の発音の仕方。なんとも言えない癖があって好きです。英語喋ってる時の動画とかあったらラップしてる時と比較できるんですが、なにせデビューが2017年らしくあまりまだメディア露出もなくて情報が不足してます…
でも今回CL姉さんとのコラボで圧倒的存在感を発揮しているのでこれから注目度が上がることは間違いないと思います。
またアメリカ在住とのことなのでアメリカのアーティストとのコラボなんかも期待できそうですね。
この曲全体を通じて感じたことですが、韓国のHIPHOPはまだ終わっていない…!ということです。
これは完全に個人の主観ですが、ここ1,2年の韓国のHIPHOPは、似たようなトラックに似たようなフローの曲が非常に増えてしまい、耳障りは良いけど新鮮味に欠ける印象でした。HIPHOPが日本よりもかなり大衆に浸透しており、ある種POPS化したことも原因の一つではないかと考えています。
そんな中でアメリカでも一定の評価を得ているCLが今注目の若手を集めてこの曲を出したということはかなり意味のあることだと思います。
詞は英語中心になっていますが楽曲全体を通じてアメリカの音楽の趣向に迎合しているわけではないところにも好感が持てます。
韓国は人口が少なく音楽市場が小さいため、売れたいアーティストは常にアメリカの市場を意識した作品作りを行っています。
それは良し悪しではなく韓国という国もつ特性上発生した構造なので仕方がないとは思うのですが、すでにある波に乗るのではなく、自分が波を作るんだと言わんばかりの気概を感じ取りました。
心が離れ気味だった韓国のHIPHOPの魅力を再発見させてくれた一曲です!