こんにちは。
日常の諸々に対処し続けて、お疲れ気味のところ、脳みそだけは過活動で眠れなかった昨晩にふとブログに書こうと思い立ったテーマで今日はゆるゆる書いていきたいと思います。
先にお断りしておくと、音楽日記と題したブログで書くにはギリギリ射程範囲内かなーどうだろうという内容になっています。ズバリテーマはわらべ歌です。
歌なので一応音楽の話ではありますが、テーマとしては民俗学とか人類学っぽい話になると思います。
では、本題に移ります!
みなさん「どちらにしようかな」の歌を歌ったことありますよね?
さすがに大人になってから声に出して歌うことはなくなったという方も、子供の頃は一度は歌ったことがあると思います。
で、このどちらにしようかなの歌が、実はかなり人によってバリエーションがあるということを私は小学生の時に気づいて、クラス中の友達になんて歌う?とフィールドワーク的にインタビューした記憶がありますw
例えば、私の場合は以下のように歌います。
どちらにしようかな
天の神様の言う通り
あべべのべのべ
鉄砲うってバンバンバン
も一つおまけにバンバンバン
玉手箱
いかがでしょうか?
なにその歌い方!?と思われた方も多いと思うのですが、これは非常に不思議でみんな自分の歌い方が標準だと思っているので誰が誰の歌い方を聞いてもなにそれ!?となると思います。
しかも限りなく似ていたとしても、全く同じ歌い方の人はなかなかいないと思います。
私は多分、確かめていないことを考慮しても今まで全く同じ歌い方の人とは出会ったことがないです。
で、色んな人に聞いて回るうちに、地域差みたいなものがあるのでは?と思ってなんとなく統計を取っていましたが、多少の傾向はあるにせよ、この地域は統一的にこの歌い方!みたいなものはなくて、究極的にはそれぞれがそれぞれの歌い方をしているということがわかりました。
(例えば本人は関東圏で生まれ育っても、両親が地方出身の場合その地域特有のフレーズが混ざるなど一定の傾向はある)
以下のサイトに大まかな地域ごとの特徴がまとめられています。(すごい)
みなさんもご自身やご両親の出身地域の歌い方が自分の歌い方に反映されているか是非見て見てください。
ちなみに私の歌い方の中で最も周りの人と共有できなかったのは
あべべのべのべ
の部分です。
あべべのべを入れる人は確かいたことがありますが、あべべのべのべは他で聞いたことがありません。(どっから持ってきたんだろ)
さらにいうと、私は両親が日本出身ではないので、両親の影響も未知数というか、多分近所で遊んでいた子たちの歌を自分なりにミックスしていたのだと思います。
そう思うと、子供たちが自分の親や周りにいる子供やその親の歌い方を真似てミックスされて色んな歌い方が生まれるプロセスってとても面白いですよね。
ちなみに、私の周りには歌の最後に5文字の締めの単語みたいなのを入れるパターンが結構普及していて、以下のレパートリーがいました。
・なのなのな
・おもちゃ箱
・玉手箱
・柿の種
上記のうちからいくつか組み合わせて複数言うパターンも確かあったと思います。(可能性は無限大・・・!)
私が子供の頃はギリギリ近所で「はないちもんめ」や「かごめ」などわらべ歌を歌って遊ぶことがありました。
あと、今は多分親が止めるでしょうが、じゃんけんの発展版のようなゲーム「戦争」や、指スマ、ほうれん草ゲームなど、デジタルデバイスもお金も必要なく、身一つで遊べるゲームでそれなりに楽しく遊べていた記憶があります。
制限がある中で頭をひねってゲームを考えたり、自分たちでローカルルールを足したりと、子供の遊びの中で育てられるクリエイティビティは結構バカにできないなと思ったりもします。
ということで、これ以上ないとりとめのなさですが、折にふれて友達に話していた「どちらにしようかな」の多様性について書いて見ました。
みなさんはどうやって歌いますか?
もしよかったらコメントやインスタのDMで教えてください!
ではまた!