すみえのいろいろ日記

本来自分の好きな音楽を語るブログとして開設しました。これからは占星術を中心により幅広いトピックについて色々と書いてみようと思います

星占いが当たらないと感じるあなたへ

こんにちは。

 

前回に引き続き、私の満たされない西洋占星術トーク欲を満たすためだけの記事を書きたいと思います。

実はちょっと星読み気になってるけどなんかよくわかんない人が一人でふむふむ言って楽しんでくれたら何よりです。

 

今日は占い(西洋占星術)について特に勉強したことがない方で、〇〇座はこんな性格!みたいなのに全然共感できない人に向けて、なんでそんなことが起きるのか説明しようと思います。

占いはこの世の不思議、辻褄の合わなさを楽しむことへの素敵な扉になると思うので、ぜひ占いとかどーでもいいという方にこそ読んでみてほしいです。

(占いがなぜそのような役割を持っているのかについてもまた後日書きます)

 

まず最初にここで占い、と書いているのは西洋占星術を指します。

占いと一口に言っても、四柱推命、タロット占い、手相、血液型占い、インド占星術などさまざまな種類がありますが、今回お話しするのは、一般的に朝のテレビで〇〇座のあなた!とかやっている西洋占星術というジャンルについてです。

 

まずひとことで結論を言ってしまうとテレビや雑誌で紹介されている今日の運勢・今週の運勢といったレベルの占いは、本来、より細かく読み解くことのできる内容をめちゃくちゃ簡単にざっくりまとめていて、あまりに一般化されすぎているので、当てはまらないと感じる人の数が一定数発生するのは仕方がないのです。

(ちなみにラッキーフードやラッキーカラーなども星読みの結果から若干こじつけて書いていることがほとんどなので、あの部分は気休めであって、本来の西洋占星術の守備範囲ではありません。)

 

もう少し詳しく説明します。

皆さんが自分は〇〇座と認識している星座は「太陽星座」と呼ばれるもので、皆さんが生まれた時に太陽が位置している場所にあった星座を指します。

ただし、西洋占星術の世界では太陽星座のみではなく、地球をのぞく太陽系のその他8天体と月を合わせた合計10天体の総合的な配置からその人の基本素質を理解します。

(もっと厳密に言えば出生時の地平線上に位置していた星座などや、その他小惑星なども加味します)

 

これだけでも太陽星座だけをみて自分の運勢を判断することの難しさがなんとなく伝わるのではないかと思います。

 

また、太陽星座以外の天体に偏りがあったり、他に特徴的な配置がある場合、自己認識、周囲からの認識を含め、太陽星座のイメージとズレが出やすくなります。

自分がいい例なのでちょこっと自分語りさせてください。

私は太陽星座が射手座なのですが、水星・金星・火星・海王星山羊座で、数で言ったら圧倒的に山羊座の天体が一番多いです。(実際数以外にもいろいろ加味しなければいけない要素はあるのですが今回は割愛します)

 

一般的な射手座の人に当てはめられるイメージは

自由人、空想好き、お調子者、パーティー好き、旅行好き

みたいな感じなのですが対する山羊座

真面目、勤勉、合理性、権威主義、社会的成功

みたいな感じで全然毛色が違いますし、どちらかというと山羊座のイメージを他者からもたれることも多く、自己認識としても結構山羊座的な部分は強かったです。(鶏が先か卵が先かみたいな話ですが)

まあ厳密にいうと上記のそれぞれの星座に関するイメージも結構単純化されてて誤解招くなあと思うところはあるんですが、書ききれないので泣く泣く割愛します。

 

とにかく、太陽星座がある星座だったとしても、そのほかの天体のバランスによって太陽星座の印象より強くほかの星座の特徴が出る、というのは結構あるあるのパターンです。

 

 

また、太陽星座は必ずしも本人が理解している自分の性格とは一致しない可能性があるのです。

先ほど説明した基本10天体は人間の一生になぞらえて年齢域が設定されており、該当する年齢域に差し掛かると、その星座の性格が色濃くでたり、その星座の象徴するテーマに自然と自分の興味関心が傾く傾向にあるのです。

 

太陽の年齢域は25-35歳とされているため、それ以前の年齢域の人にとってはあまりピンとこない可能性があるのです。

 

また、年齢域ごとに該当する天体の星座を自分の素質として理解し、意識的に扱えるようになることで自然と次の年齢域の天体についても取り組むことができるようになるのですが、太陽の年齢域以前の天体(月・水星・金星)の扱いにおいて成長が不十分なところがあると太陽の年齢域に突入しても、太陽星座らしい振る舞いが自然とできるわけではなかったりします。

 

つまり太陽星座のもつ資質は勝手に自然と身に付くものではなく、生まれてから25-35歳までに積み重ねてきたものによって獲得・発揮されるものなのです。

これはそれまでの年齢域で自分の取り組むべき課題をサボってきた、みたいな話というよりは、太陽星座は意識的に取り組むことで実現される自己を象徴しているのであって、素の自分、ありのままの自分を表すわけではないということです。

25-35歳というのは、もちろん時代背景や文化によって差はあれど、基本的には自分とは何者であるかを社会や他者を通じて理解し、人生を自力で構築していこうとするタイミングであると考えて良いのではないでしょうか。そう考えると結構理にかなってる気がしてきませんか?(はよみんな星読み好きになれ)

 

で、ちなみにおまけでじゃあ自分がしっくりくる天体ってなんなのさ!という質問にお答えしてみます。

一番メジャーなのは月星座だと思います。月の年齢域は0-7歳で、自分がリラックスしている時に出てくる素質、素の自分、無意識の自分を表すと言われています。

物心つく前から形成されている素質なので自分の一番根源的な性質としてすんなり理解しやすいのでは?と思います。

で、また厄介ポイントなのですが、月星座を知るには自分の出生地、出生時間を知っている必要があります。(基本、性格な星読みをしたければ都道府県レベルの出生地、分単位んの出生時間の情報が必要です。)

月は公転周期が短いため、出生時間が変わるだけで、星座が変わってしまう恐れがあるのです。これが相性占いとか時間分からない人のを読む時になかなかしんどい!わからないなりに天秤っぽいな、いや蠍かなとか考えるのもまた一興なのですが(聞いてない)

 

ちゅーことで興味のある方はお母さんに生まれた時間聞くか、母子手帳を確認してみると面白いかもしれません。

 

とまあいろいろ書いてみましたがいかがだったでしょうか。

星読み分からない人向けに結構まとめて書いてみたつもりなんですが、なるほどとかなってくれてたら嬉しいです。これを機にへーおもろそーと思ってくれたらもっと嬉しいです。早くパッションを共有できる友達が欲しいので、結構煙たがられてるんですけど会う人会う人に星読み好きアピールは欠かさずしていきたいと思いますし、小馬鹿にされようがネタにされようが愛を語っていきたいと思います。あと読む練習もしたいんでモニター価格で個人鑑定もやるので気になる方DMください。

 

さらにウザい感じになりそうと思いつつ、星読みが脳トレとして優秀という話も今度したいです。早くMCキロンリリス合の解釈とか品位の話とかできる友達が欲しいです・・・

これ何言ってるのかわかる人いたらETしたいのでDMください!!

 

根気強く星読み愛を広めていこうと思います。

 

ではでは!