すみえのいろいろ日記

本来自分の好きな音楽を語るブログとして開設しました。これからは占星術を中心により幅広いトピックについて色々と書いてみようと思います

星占いを知るとこんないいことがあるよ

こんにちは。

 

今日も今日とて星占いの話です。

 

前回の記事でも少し書いたように、星占い(西洋占星術)はテレビや雑誌で紹介されているレベルの情報に触れているだけだと気づけない素敵な魅力がたくさんあります。

 

今回は私が思う、星占いを勉強することで得られる素敵ポイントを主観ゴリゴリでご紹介します。

 

1点目は自己理解が進むことです。

星占いをする際はホロスコープといって特定の時刻場所における天体の配置を示す図を用います。

その人の生まれた場所、時間における天体の配置をバースチャートと呼びその人の基本性質を表し、これは当たり前のことながらあなたが生まれた瞬間に決まり、死ぬまでずっと変わりません。

 

自己分析・自己理解のツールは星占い意外にも様々ありますが、自分のバースチャートを少し読めるようになるだけでも自己理解がアップデートされて面白いと思います。

 

2点目は他者理解、他者との関係に関する解像度があがることです。

ほかの人のバースチャートを読むことで、その人がどんな基本性質を持っているのか理解できます。また、自分のバースチャートとその人のバースチャートを重ね合わせた相性図(シナストリ)を読むことで、自分とその人がお互いにどんな影響を与え合う存在なのか理解することができます。

 

そんなの現実で相手と関わる中で知っていけばいいじゃないの?と思うと思うのですが、そもそも他者との関わり方、コミュニケーションの取り方自体が人によって違いますし、行動パターン、価値観も様々です。

しかもそれは必ずしも本人が自覚的であるとは限らないのです。

 

つまり、なんかわかんないけど、うまくいかないとか話が噛み合わないとか、話してるとイライラするとか、逆になぜかわからないけどものすごく惹かれてしまう、普段自分が仲良くなるタイプの人じゃないのになぜか馬が合う気がする、などぼんやり感じていたものに説明がつくと思っていただければ良いと思います。

 

3点目は2点目から派生した内容になるのですが、他者に対する許容度があがることです。

先ほどもお話ししたようにバースチャートはその人が生まれた瞬間に決まり、死ぬまで変わりません。

これはもちろん人間が生まれてから死ぬまで確固たる変化しないパーソナリティでいるという意味ではありませんが、逆に言えば周囲の環境や年齢など様々な変化があっても変わらないその人らしさが誰にでもあるということです。

 

これがわかると自分と全く性格や価値観が異なる人間がいてもその人のバースチャートをみることで、なるほどね、これは確かにそういう風になるよなと納得することができてモヤモヤが減ります。

人間、自分と異なる存在に対してはなんらかの自分が納得できる形での説明をつけないと受け入れることが難しいと私は思っています。

その説明の形のひとつとして星占いは有効ではないのかな、と私は思います。

 

4点目はミクロとマクロの視点を行き来する力が鍛えられることです。

これは星占い意外にもいろいろ鍛えられるものはあるのですが、星占いでそれができるというイメージはあまり一般的ではなさそうだったので書いてみました。

星読みの際に用いるホロスコープには最低でも基本の10天体とアングルと呼ばれる軸(すいません説明端折ります)をみて占います。

 

一番最初に星占いを勉強しようと思うと、まず12星座それぞれの性質、各星座のエレメント(地・水・風・火)、クオリティ(固定宮・柔軟宮・活動宮)などを頭に入れ、その次にホロスコープ全体を12分割するハウスシステム、天体同士の角度がもつ意味(アスペクト)など勉強することになると思います。(個人差あり)

 

この辺が「なんかわからないがそういうもんらしい」くらいの感じでなんとなく丸暗記できるとなんとなくそれっぽい読みができるようになります。

で、今上に書いた流れで勉強していく上で、丸暗記だけで誰のホロスコープも見ないということは多分ありえなくて(理屈的には可能ですが)、今自分が知っていることをもとにホロスコープを読むことになると思います。

で、読んでみると、なんかここはどう解釈したらいいかわからないなーとか、丸暗記でインプットしたことそのままに解釈してたけどなんか自分で言ってることよくわからん、とかなって、ホロスコープから離れて一個一個勉強する感じになるんですね。

 

こういう教科書的なインプットによる深い理解と実際の星読みの経験、実世界での体感のループを繰り返していくことで徐々により深く、同時に直感的に読めるようになります。

 

占い師がぱっとホロスコープをみてあなたは○○ですねーとか言ってるのは、経験が豊富で目の付け所がわかっているから直感でやってるようにみえるか、適当なこといっているかのどちらかです。

どちらかどうかはあなたがある程度星読みの知識があればすぐわかります。

あと知識がなくてもわかる見分け方として、あなたの配置について極端にネガティブなコメントだけしてアドバイスなどは何もない、人格を否定するような発言をする、寿命や死期に関して言及するなどは明らかにアウトです。友達でもそんな人と話したくないと思うのでお金払ってまでしてそのような相手の話を聞く必要はないと思います。

相性もあるので必ずしもいい悪いで判断はできませんが、ご参考までに!

 

5点目は長期視点で人生を考えられることです。

これこそ星占いに限った話ではないのですが、星占いでも鍛えられるよ、という感じです。

やりたいことも明確でスキルもあるのになぜかどうしても仕事がみつからない、何回も何回もアタックしてるのに好きな人に振り向いてもらえない、とにかくよくわからないけど人生いろいろ全部うまくいかない、みたいなことあるじゃないですか。

 

で、そういうときにもちろんどうしたらこの状況を改善できるか考えて打てる手を打っていくことは非常に大事です。でもそれでもうまくいかないときもあると思うんです。

で、それは大抵自分のコントロール外の要因があると考えて良いと思って、身もふたもない話ですが要は今はタイミングではない、ということです。

 

で、これがなんで星占いと関係するのかというと、星占いにおいては、トランジットと言って今現在の天体の配置も読解の対象になっています。

で、この現在の星の配置とあなたのバースチャートの重ね合わせでいろいろあなたに影響がでてくるのです。

それは、コミュニケーションの誤解が発生しやすくなる、ついうっかり忘れ物しやすくなるとかの小さいことから、今まで安定していた生活の基盤(人間関係、仕事、住居)がなんらかの外的要因で急に変化せざるをえなくなるなど大きなことまで様々です。

 

で、バースチャートは一生変わらないし、天体の配置についても今現在のもののみでなく計算で先の配置までわかっているので実はある程度の未来予測が可能になるんです。

 

これはあなたはいつ結婚します、とかいつ転職しますとかそういうことがあらかじめ決まっているという意味ではなく、そういう流れになりやすい、と言ったレベルです。結局本人が行動しないと現実は変化しないので。

 

こういう仕組みをわかっていると、無理にうまくいかないことにエネルギーを注いでへとへとになったり、うまくいかないことが全部自分のせいだ、みたいに考えることがナンセンスに感じられてくるのではないかと思います。

 

私は星占いは天気予報のデラックスバージョンだといつも思っています。

例えば大雨でもやろうと思えばキャンプに行けるし吹雪でもまあ行こうと思えばスキーに行けますよね。

でも、必要以上のリスクを背負うことになりますし、実際やったところで楽しむどころか茨の道だと思うのです。

事前に大雨や台風が来ることがわかっているので、私たちはそれに向けて備えたり、予定を調整することでより快適に暮らすことができるわけですよね。

これと同じことが、個人のバースチャートとトランジットの関係の中では、もっと長期的かつ意識しないとわかりにくいレベルで起きていると私は考えています。

 

苦労や努力は完全に人生から排除するべきだとは思いませんが、なるべく選択的に、自分の望む将来につながる形で、かつ必要十分な範囲でするのがよいと思っています。

 

星読みを知ることで、人生の様々な側面において新しい角度からアプローチができるようになりますし、より豊かで多面的な解釈が可能になると思います。

 

最後、6点目です。

これは一生物の道楽であるということです。

これは私がなんか趣味にハマるといつも思っているので、本来趣味ってどれも一生ものなのかもしれませんが、占星術においてそれがどういう意味を指しているか書きます。

 

まず、読む材料が無限にあるからいつまでたってもやり続けることができるという点です。人の数だけバースチャートがありますし、人の組み合わせの数だけシナストリがありますし、一瞬としておなじトランジットは存在しないです。なのでとにかくやり放題なのです。あと生年月日と出生地、出生時間があれば読めるので、人間以外でも読めます。ペットとか架空のキャラクターを読んでる人もいます。ね!おもしろそうでしょ?

 

あとは占星術にハマると自動的に他の占いにも興味が出ていろいろやりはじめるので掛け算でできることが増えてもっと楽しくなります。占いは基本的に三種類に分類されていて、占い師になるにあたってはその三種類を一通り身につけていることが理想とされています。細かいことは端折りますが、とにかく占星術以外の占いも知って面白さ倍増する特典があるよ、ということです。

 

それから各占いにはそれぞれのルーツがあるので、そこまで知っていくともう無限大ですよね。西洋占星術で言えば紀元前から遡り、人類の文明の変化とともに立ち位置や扱いを変えられながら現代まで受け継がれてきているわけです。自分が星を読むという以外にも、占星術自体の歴史を知っていく、という角度でのアプローチも可能なわけです。これで面白さが50万倍になったと思います。

 

 

長々と書いてみましたが、いかがだったでしょうか。

思いつきでなんとなく書き出したら結構な長文になって自分でも驚いています。

 

こんな熱弁しておきながら私もまだまだひよっこですので、どんどん愛を深めていきたいと思います。このままいくと熱量を共有できる人が見つからないままどんどん熱量があがっていきそうです。だれかー!!!

引き続きよくわからんけど気になる人には勝手に解説するのでなんか気になることあったらDMください。

 

では!