すみえのいろいろ日記

本来自分の好きな音楽を語るブログとして開設しました。これからは占星術を中心により幅広いトピックについて色々と書いてみようと思います

感情との付き合い方

こんにちは!

やっとあったかくなったと思ったら雨がちな日が続いてますね。

3月後半から三寒四温が繰り返されて自律神経がぐちゃぐちゃになってましたが、みなさん体調いかがですか??

春は環境の変化も多いし何かとストレスや疲れが溜まりやすいので、ご自愛モードでいきましょう!

 

さて今日は感情との付き合い方、よりよく生きるために感情をどう扱っていくかについて書いてみたいと思います。

 

まず大前提として、感情は悪者ではない、感情的であるということは悪いことではないということを確認したいです。

 

”大人”として日々を生きていると自分の感情を生の状態で外に出すことは非常に嫌がられるので、ほとんど機会としてなくなってくると思いますが、感情そのものは悪いものではないと思います。

 

そもそも感情的な振る舞いとは怒りや不満、悲しみなど一般にネガティブと言われる感情を丸出しにすることを指していることが多いと思いますが、そもそもある感情を感じること、ある感情が発生することとそれを外に表現すること、またその表現の方法は全て切り離して考えるべきことだと私は考えています。

 

まず、感情が発生するという一番根源的な部分について、そもそもどんな感情も人間が生存し種として存続するために必要なので存在し今でも残っているので、発生すること自体をやめようとする、生まれてきた感情をみないようにするというのはあまり得策ではないと思います。

ネガティブな感情そのものは感じること自体が苦痛ですし、あえてネガティブな感情を感じる機会を自分から増やす必要はないと思いますが、自分にとって大事なもの、価値を感じるものを理解する上で非常に有効な目印になります。

 

自分にとって大事なものを貶されたり、蔑ろにするようなことを言われたりそういった行動をとられたら誰だって腹が立ちます。

腹を立てることそのものを悪いことだと思って、自分が感じている怒りを無視したり抑えたりし続けていると、自分にとっての価値や喜びもわからなくなり、ポジティブな感情も同じくらい感じにくくなってしまいます。

そもそも感情なんて感じない方が気楽だ、という考え方もあるかもしれませんが、そうなってくると生きがいや人生の意味など究極的には自分ひとりじゃないと答えが出ないような問題にずっと答えが出なくなる可能性があります。外的な指標や評価基準で測れる目標や基準で人生の選択を続けていても、自分の幸福度が上がる確率を上げることはできても、あくまで確率論であり、それが自分が幸福を感じる環境につながるかどうかは未知数になってしまうのです。

自分はどんな時にネガティブな感情を感じやすのか?をなるべく正確に理解して、それがなるべく発生しないように自分を舵取りするのがよいかな、と思っています。

 

そして、ネガティブな感情が生まれ、それを表現するときは、その場やその相手との関係性などを考慮して表現できるのが理想的だと思います。

 

私はこの部分はまだ修行中です。きっとずっと修行し続けることになると思ってます。

これまで感情を抑えて生きてきたので、親しい人の前では少し出しすぎたかな、と思うくらい表現して、それでも大丈夫という経験を重ねながら少しずつ自分なりに自分を可愛いと思える出し方になるといいなと思っています。

逆にこれまで感情を出しすぎてしまっていた人は、怒りや不満などを感じたらいったんその場を離れたり、会話を中断したりして、すぐ外に発散せず自分の中で感情を咀嚼する時間を作ることで少しずつ表現がチューニングされてくると思います。

 

あとは、もやもやと行き場のない感情や誰にも言えないようなドス黒い感情は日記に書くのがおすすめです。

誰も傷つけないし、感情を言葉にする練習ができるし、頭の中でずっと抱えたままにしておくよりよっぽどスッキリします。

 

愚痴を言ったりするのもコーピングメカニズムとしてはありだと思うのですが、やはり書き出したりしてみると自分がどんな時にどんな感情になるのかパターンが見えてきて、自分を勉強できます。

これをもっと本格的にやりたい人は認知行動療法(CBT)を自分でやってみるといいかもしれません。

(私も一時期やっていて、拾い物のワークシートなどが手元にあるので興味ある人は連絡ください。)

 

ざっと書いてしまいましたがまとめると、感情は人間にとって必要なので存在しており、そこにはネガティブもポジティブも本当はないということ、だからこそどんな種類の感情も等しく感じて、自分を知るためのサインとしてみてみること、感情が出過ぎてしまうか、抑えすぎてしまうかによって感情の表現の仕方をアジャストすることをおすすめしたいです。

 

私の感触の話ですが、日本で普通に生きてると感情を抑える方向に自然と矯正されていくと思うので、よっぽどキレ症の人とかじゃなければ自分の感情の機微に敏感になり、観察して、観察日記みたいな気持ちで色々書いてみる方がいいんじゃないかな?と思ったりしています。

 

私は、感情って自分のことなのに、自分の中にいる野生動物みたいで、自分の意思とは全く別の意思をもってて、勝手に怒ったり笑ったりするので、やっかいだけどだからこそ手懐けたりいうこと聞かせようとしない方がいいなと思っています。

 

4月になって環境が変わったりして知らない間に疲れやストレスが溜まっている人も多いのではないでしょうか。

ちょっとしたモヤモヤも逃さず、なるべく自分にとって心地いい環境を自分に作ってあげられるように頑張っていきましょう!