こんにちは。
皆さん。今日で5月も終わりですね。
ということはですよ、2022年も折り返し地点と言う事なんです…
自分で書いておいてビックリしました。
流石に光の速さすぎる。
ということで、私の2022年上半期を救ったアルバムを2つ紹介します！
1つめはFKA twigsのCaprisongsです。
言及するのもはばかれるような超良作だったとは思いますが、私なりに愛を語らせてください。そして普段FKAあんまり聴かないなという人もぜひこれを機に聴いてみてほしいです。
まず、アルバム全体を通じて、楽曲のカラーがかなり幅広いです。ホテルのビュッフェみたいな気持ち。
リズミカルでありつつダークな感じ（Honda）、レゲトンぽい、ラテン的なノリ（papibone, jelousy）、しっとり優しく歌い上げる曲まで（careless）とにかく多彩です。しかも、その１曲１曲がものすごくハイクオリティな上に、アルバムとして通して聴いた時のまとまりもとってもよく考えられていると思います。
しかも、多彩でありつつどの楽曲においても、踊れるグルーブ感と女性的で神秘的な歌詞世界が反映されており、しっかりとFKA twigsを感じさせてくれます。
前にも別の記事で書いた気もしますが、踊れるけど悲しみがしっかり表現されている曲を個人的にdepressive bopと呼んでおり、FKAの楽曲は基本的に全てdepressive bopなので最高。個人的に、詞が悲しげでトラックはそれなりにリズミカルだったりグルーブ感がある曲が好みです。
また、このアルバムに限らずですが、FKAが大好きな理由の一つに、女性性の理解とその輝かせ方が、とにかく段違いであるという点があります。
もちろん素晴らしい作品を作っている女性アーティストは世界中に沢山いますし、何なら私もジャンル問わず考えれば女性アーティストを男性アーティストより好んで聴きますが、歌詞世界で表現される女性としての感覚や視点がとても洗練されていますし、気高さを感じます。少女から女性へと移り変わっていく上で身につけたい精神性や、逆に失いたくない真っ直ぐさが伝わってきます。
もう一つ、かなりピンポイントな話ですが、占星術の視点が散りばめられているのも個人的なお気に入りポイントです。
そもそもアルバムタイトル「Caprisongs」はFKAの太陽星座の山羊座を意味するCapricornとSongsを足した造語であると思われます。
（太陽星座って何？という方はグーグル先生の方にお願いします。占星術の話もしたいのですが、ブログの趣旨がカオスになるので控えておきます。）
また、最後から2番目に入っている「christi interlude」ではFKAのホロスコープ（生まれた時の惑星の配置）についての説明がそのまま歌詞になっています。
（長くなるので歌詞の翻訳は省略しますが、もし需要があればコメントください！）
一応、FKAは太陽山羊座、月射手座、金星魚座とだけ書いておきます。
また、アルバムの中のかなりの楽曲に対してCaprividと呼ばれるショートビデオを公開していて、それもとてもユニークで魅力的です。
そのなかでも私の一押しはこちら！
正直、この曲自体はアルバムの中でもお気に入り度はそんなに高くなかったのですが、このビデオが出てから大のお気に入りになりました。
全体の色味も設定も衣装もお化粧もヘアスタイルもネイルも全てがチャーミングで最高です。全ギャルズ要チェック。
ということでいつも以上にとりとめなくなってしまった上に結構熱が入ってしまったので、2枚目のアルバムに関しては別の記事で書きたいと思います。
FKA twigsはとっても推し推しなので、他の楽曲の紹介や、本人の紹介も別の記事で書こうと思います。
それでは！
