あけましておめでとうございます!
今年もバリバリ更新していきます!が!新年一発目は番外編からスタートしようと思います。
私は音楽と同じくらい本が好きで、その時の意識状態でどちらかに比重が重くなります。
そこで今日は音楽は好きだけど、読書はちょっと難しいなと思っている方に向けて、偉そーにあれこれ書いてみようと思います。
おそらく、読書が苦手に感じている人は、一定量以上の活字を一定時間集中力を保ったまま読むことができないためそう言っているのだと思います。
ですが、漫画や図鑑、雑誌、絵本なども本だと捉えれば、おそらく読めるものが含まれる人も多いと思います。そうすればまずは本が読めないという自分に対する認識は少しずつでも変わってくると思います。
また、読み方の自由度を持たせることもとても大事だと思います。
例えば私は現在読みかけの本が最低でも8冊はあります。それなりの頻度で読み進めているものもあれば、最後に読んでから1年以上読んでいないものもあります。
でも、自分の性格の特性上、どうしても一冊読み切る前に気になる本を買ってしまいそちらも読み始めてしまうことをやめられないので、読み切らないと次に進まないなどの縛りは自分に与えていません。
(ただし、内容がごちゃごちゃになりそうな雰囲気の似ている小説等は同時に2冊以上は読まない等はなんとなく考えています。)
また、本を読むときも、15分くらいで気が散って別のことをし始めるときもあれば、ものすごく熱中してご飯と仕事の時間以外全て読書に使ってしまう時もあります。
でもどのみち本を読んでいることには変わりないので、全く問題ないと考えています。
また、新書や専門書、哲学書などは1回目で全てを理解するつもりで読まず、とりあえずざっと読んで要旨をつかむようにしています。
そもそも良質な本であれば1,2年経ったくらいでは内容が古くなることはないので、思い返したタイミングで気になった部分だけ読み返したりする前提で読むのがよいと思います。
さらに、読む順番、読む部分も自由で良いと思います。
物語の場合は難しいですが、そうでなければ目次をざっと見て、気になったところだけ読んだり、例や説明が煩雑すぎる部分は飛ばしたりしてとにかく読めそうなところを読みます。
ここまでだけでも、かなりいけそうな感じがしてきませんか?
とにかく大事なのは自分の心地よい読み方を確立して、それを他人と比べないことだと思います。
知識をつけたいのか、資格を取りたいのか、物語を楽しみたいのか、本を読むと一言に言っても目的は十人十色です。自分の畑と違うところにいる人と比べて下手に真似しようとすると逆にうまくいかない気がします。
では、ざっくり目的の分類ができたので、目的別にお勧めポイントを書いてみたいと思います。
- 知識をつけたい(雑学)
仕事に生かすなどではなく、とにかく知的好奇心を満たしたい、人におっと言わすような豆知識を身につけたい人向けです。
正直雑学と言ってもかなり千差万別なので難しいですが、まずは知りたいことをの精度をある程度明確にして、入門書を一冊買いましょう。
ここでポイントは一度に欲張って何冊も買わないことです。入門書を読む中で自分がそのジャンルを一定の深さで勉強できそうか見定めてから、さらに専門性の高い本に進むことをお勧めします。
また、一定のジャンルを勉強する場合は一定期間に2-4冊程度読むといいと思います。知識をつける場合はある程度集中的にやったほうが学習効率が良いからです。
ちなみに私は知的好奇心を満たすための読書が8割なくせに、勉強したいジャンルが幅広いのでこの通りでないです・・・
また、テクノロジー関連や医学等は一定期間が経つと情報が古くなってしまうので、古本をあたる際は注意が必要です。 - 知識をつけたい(仕事)
いわゆるビジネス書のような本を読んで仕事に活かしたい人むけです。(実は一番苦手です)
地味な角度からのポイントですが、原著が英語の場合、タイトルの日本語訳がめちゃくちゃで内容とタイトルが一致していないことが多々あるので、タイトルだけで決めず、目次やレビューを確認すると良いと思います。
また、理想論を言えば、古典を元ネタにしているものは原本もしくは周辺の解説書程度はあたることができると良いかなと思います。(それをする時間がない人のために内容を希釈して読みやすくしたのがビジネス書じゃないかと言われたらそれまでですが・・・)
個人的には似たような内容のビジネス書を5冊読むなら古典をじっくり1冊読んだほうが得るものは多いと思います。 - 物語を楽しみたい(小説等)
一言で言えば読みたいものを読もうに尽きてしまうのですが、少しでも読みたいものに近いものにたどり着ける方法を考えてみました。
まず中高のころ好きだった作家を思い返してみてください。教科書で読んで印象に残っている人とかでもいいです。いなければ名前を知っている作家でもいいと思います。
そしたらその人の本を読む、もしくはその人と親交の深い作家の本を読むといいと思います。
作家同士の交友関係を確かめる方法としては、Youtubeなどでインタビューがないかみてみる、ネット記事のインタビューを読む、本の後書きに登場する作家を確認するなどがあります。
もちろん、親交があるからといってその作家もハマる保証はありませんが友達の友達は友達と同じロジックなので、それなりの確率で当たりを引くことができると思います。
あとはベタですが本が好きな友達におすすめの作家を聞いてみましょう。少なくともその人の好みは知れますし、運が良ければあなたに合いそうな作家をお勧めしてもらえるかも知れません。
とまあザーッと書いてみましたがいかがでしょうか。なんとなく自分にハマりそうなやり方は見つかったでしょうか?
とにかく、一冊丸ごと頭から尻まで読んで全部理解して人に話せるところをゴールにするのを止めるだけでかなり気楽になると思います。
小説も、その時の自分のバイブスと合わなくて読めないだけで1年後には一気読みできるかも知れません。
ということで、一番大事なのは積読を躊躇わないことです。というか積むために本を買ったほうが良いとすら思います。
気になったらとにかく買って、家の本棚に入れておくのです。で、ふと目があったり思い返したりしたらペラペラページをめくってみます。すると読めたり読めなかったりするのです。
読み慣れてくると今の自分の精神状態、意識状態だとどの本がスルスル読めそうかなんとなくわかるようになるので、それまでは乱読すると良いと思います。
最後に、私が読んだ読書のための本を2冊紹介します。
ペシミズムの申し子、ハウエルせんせー!
大学の時、かなりニヒリズム、ペシミズムに傾倒して何冊か読みました。
「ビジネス書みたいなの何冊も読まずむずいやつ頑張って読もうや」は完全にハウエル先生から感化された意見です。
「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書 | 西岡 壱誠 |本 | 通販 | Amazon
こちらは一冊目よりライトに読めます。確か読んだはいいけど全然内容が頭に定着していない感じがして読書法を模索していた時期に読みました。
結果としてあまりいうこと聞かずに自己流で読んでますが、わかりやすいテクニックが色々紹介されていて、いい助けになる一冊だと思います。
以上、なんなら普段よりも熱のこもった一本になりましたが、楽しんでいただけたでしょうか!
以下のアカウントで読書記録もつけているので興味ある方は見ていってください。
また、ざっくりでも読みたい本のイメージがあれば選書するの気になる方はDMください!
https://www.instagram.com/cheng_reading97/
では!